たまねぎパワーで健康に

20140826

毎日の食卓に欠かせないたまねぎ、和食、洋食、中華とどんな料理にも使えて生でも煮ても焼いても美味しいという万能食材です。

たまねぎの健康効果と言うと、どこかで「血液サラサラ」というキーワードと結びついている人も多いのではないでしょうか。

某テレビの情報番組で取り上げられて以来、根強い人気のたまねぎ血液サラサラ効果。

この根拠となっている成分がいくつかあります。

まず一つ目はポリフェノールの一種である「ケルセチン」の効果です。

ポリフェノールの中でも抗酸化作用が高い上に、血管内皮機能を改善させる事から、血液サラサラ効果があるとされています。

次にたまねぎの辛味成分である「硫化プロピル」です。

これが空気に触れて「チオスルフィネート」という物質に変化します。

これが血液サラサラ効果をより高めると言われています。

たまねぎは辛みを抜く調理法として水にさらす事が多いのですが、硫化プロピルは水に溶け出てしまう性質があります。

そこで、たまねぎをスライスして空気に20分ほどさらす方法が、より効率的に摂取する方法です。

たまねぎのスライスの仕方にもコツがあり、繊維に沿って切るよりも繊維を分断するように輪切りにするのがより効果的です。

たまねぎには、その他にも健康効果のある成分が多く含まれています。

たまねぎを加熱すると甘みを感じるのは、オリゴ糖を多く含んでいるためで、オリゴ糖は腸内細菌の善玉菌のエサとなる事で、お腹の調子を整える効果が期待出来ます。

たまねぎの皮にも健康に効果的な成分が多く含まれており、皮は煎じたお茶にするなど余すところなく健康な食生活に取り入れたいですね。

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